川崎のアパート

オーナー所有のビルの1室(63㎡)を賃貸アパートとする為のリフォームです。

採光が期待できる窓は1つしかないことから、メインとなるLDKのスペース以外の部屋は全て引き戸で仕切る計画としました。これは襖のみで和室の続き間を仕切る日本古来の住宅の現代版です。

それによって賃貸という性格上住む人の姿が見えないこの計画では、

柔軟に対応ができる有効な間取りになり、将来の無駄なリフォームが不要な住宅としました。

また、引き戸の上部は全て開口とし、窓の少ない条件での通風に配慮しました。